記事の概要
多くの方は、投資と聞くと株式投資を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、株式投資の仕組みは「難しそうだ・・」というイメージだと思います。
正しく株式投資の仕組みとメリット、デメリットを知ると、身近で簡単なものだとイメージが変わると思います。
休日に気軽にできて、儲ける副業と投資について考えましょう。
そもそも、株式って何ですか?
「株式」についてわかりやすく説明しましょう。
私たちの生活は多くの商品やサービスに囲まれていますが、商品やサービスをより良いものにするために企業は常に努力をしています。企業は、新製品の研究開発に必要な資金、工場や製造機械などの製造に必要な資金、人を雇う資金など、長期間にわたり多くの資金が必要になります。
そのため、企業は株式を発行して出資者を募り、事業のための資金を集めています。その資金を元手に活動して利益をあげることを目的とした企業が「株式会社」になります。株式会社に資金を出した人が「株主」であり、株主に対して投資の証明書として付与されるのが「株式」です。
株式の上場とは
日本には、東京証券取引所(以下、東証)は、市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ、TOKYO PRO Marketの5つの株式市場を開設しています。国税庁の調べによると株式会社は約240万以上あるそうです。株式市場で株式を取引できるのは、そのうち約3,800社ほどになります。
株式会社にとって、上場するメリットは信用力の向上、従業員の意識向上、資金調達力の向上などがあげられます。株式や債券を購入する投資家を保護するため、決算発表や企業内容の開示が要求されるなど、上場した場合にはさまざまな義務があります。
株式を購入する方法
株式はどこで買えるの?
株式を購入するためには、証券取引所の市場に売買注文を出すことになるのですが、この手続きは証券会社が代行してくれます。取引を始めるためには、証券会社に口座を開設する必要があります。
証券取引所は、投資家や証券会社の株式等の売買注文を、市場に集中させて株式の流通性を高め、公正な価格を維持しています。日本には、株式の売買を行う市場を持つ証券取引所が東京・名古屋・福岡・札幌の4か所にあります。
株価が変動する理由
上場企業の株式は、株式市場にあたる証券取引所で売買されています。投資家が証券会社を通じて株式市場に買い注文と売り注文を出しますが、「売る人より買う人が多いときに株価は上昇」します。
反対に、「買う人よりも売る人が多いときに株価は下落」します。この需要と供給のバランスは、投資家が企業への期待を表していると考えられます。
したがって、投資家が将来を期待している会社の株式は買い注文が多くなるため、株価が上昇します。しかし、将来が期待できない会社の株式は、売り注文が増えるため株価が下落してしまうのです。
株式投資の3つのリスク
株式投資のリスクはどんなものがあるのでしょう
株価が変動する要因として、次の3つの要素があり、投資するタイミングを判断すると良いでしょう。
- 景気動向・・・為替、金利、社会情勢など
- 株式市場の動向・・・投資家の売買の傾向、株式市場の規制など
- 企業の動向・・・業績、新商品、ヒット商品など
株式投資のリスク、デメリットは、上記の要因で株価が変動しますので、さまざまな動向が悪化傾向に入ると株価が下落してしまい損失が生ずるおそれがあることです。また、信用取引と呼ばれる現金や株式を担保に、証券会社からお金を借りて取引を行う場合には、株価の変動により損失の額が証券会社に預けた資金を上回ってしまう「元本超過損リスク」があるので注意が必要です。
株式投資の3つのメリット
メリットはどうでしょう?
デメリットを上回る魅力はあるのでしょうか?
株式投資のメリットは、次のことがあげられます。
- 株価の上昇による利益が期待できること
- 会社の業績による配当金や株主優待を受け取ること
- 株主総会に参加でき、所有する株数により会社の意思決定に関与できること
投資の資金は、将来使う予定のない貯金している余裕資金で、
長期間運用することをオススメします。
余裕資金がある方は、早めに始めると良いでしょう。
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