CFDとは?エンジニアが休日に儲ける副業と投資を考える。

記事の概要
「投資をはじめよう!」「副業をはじめよう!」と考えていても、FX、株式投資、iDeCo、NISA、積み立てNISAなど、様々な投資方法があります。いったい何から始めたら良いか分からない方が多いのではないでしょうか?
今話題のCFDについて、どのような仕組みか、評判、メリット、デメリットをご説明します。

そもそも、CFDって何のことですか?

CFDとは、Contract for Difference の頭文字を取った差金決済取引の略語で、取引開始時点から取引終了時点に発生した差額分を決済する取引のことです。CFDでは、取引を行う際に、実際に資産を保有することはありませんが、マーケットが有利な方向に動いた際に利益を得ることができます。CFDが金融派生商品(デリバティブ)であり、原資産の価値に連動するためです。

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目次

CFD投資とは

投資金額を相当用意しないといけないのでは・・・

CFD取引では、レバレッジ(てこの原理)を利用して、預けた証拠金の何倍もの取引ができますので、投資金額は少額で大丈夫です。預けた証拠金の何倍もの取引ができるので、短期間で大きな利益を得ることができます。その反面には、リスクがあることも忘れてはいけません。CFD取引は売り手と買い手が1対1の関係で取引を行う相対取引となっています。
レバレッジを利用する投資には、FX取引もありますので比較すると良いでしょう。

CFD取引のデメリットとは

CFD取引にはデメリットがあるの?

まずはリスクを理解するということは大切ですね。
CFD取引のリスク(デメリット)は、商品CFD取引は少額の証拠金で大きな金額の取引ができるため、多額の利益が生じる可能性がある反面、元本や利益が保証されるものではなく、預けた証拠金の全額を上回る損失が発生するおそれがあります。

取引を行う前には、契約締結前交付書面等の内容を最後まで十分に読んで、商品CFD取引を注意深く研究してその仕組みや危険性を十分に理解すると良いでしょう。では、日本商品先物取引協会のホームページで取り上げられている5つリスクについて説明しましょう。

CFD取引の5つのリスク

いったいどんなリスクがあるのでしょう?

CFD取引のリスク(デメリット)を理解したうえで、何に投資するべきか考えてください。
どのリスクも他の投資方法と大きな違いはないので、メリットを比較するのが良いでしょう。

  1. 価格変動リスク
    CFDの価格は、原資産の価格変動を加味して提示されます。CFDの価格変動の大きさによって、多額の利益を生じる可能性がありますが、多額の損失が発生する可能性があります。そのため、証拠金の全額を上回る損失を被る可能性があるので注意が必要です。しかし、CFD取引にはリスクを限定的にするための「ロスカット」という仕組みがあります。初心者の方が膨大な損失にならないように、含み損が一定の基準に達すると強制的に決済されるようになっています。
  2. 流動性リスク
    CFD取引は、急激な流動性の低下によって、決済による注文を執行することや新たな注文を執行することができない可能性があります。また、商品先物取引業者が提示するCFDの価格のスプレッドの幅が広くなり、意図した通りの取引ができないことがあります。スプレッドとは、売値と買値の価格差のことで、取引コストを意味します。スプレッド幅が狭い方が、投資家にとっては有利になります。
  3. 信用リスク
    商品先物取引業者、カバー取引先の提携金融機関などの財務の状況の悪化等によって、証拠金の一部が返還されず、損失を生じるリスクがあります。ほかの信用取引でも、同じようにリスクがあります。
  4. システムリスク
    取引に関する顧客、商品先物取引業者、カバー取引先を結ぶ通信回線等に障害が発生した場合、情報配信、注文の発注等が遅延したり、不可能になる可能性があります。これは、あらゆる投資で考えられるリスクですね。
  5. 強制ロスカットに伴うリスク
    強制ロスカットは顧客の証拠金の一定額を保証するものではなく、相場が急激に変動した場合には、損失額が商品先物取引業者に預け入れた証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。

CFD取引の5つのメリットとは

反対にCFD取引の最も大きなメリットは、商品CFD取引は少額の証拠金で大きな金額の取引が可能であるため、多額の利益が生じる可能性があります。そして、豊富な投資対象からマーケットの流れを見て自由に投資対象を選ぶことができる点です。

  1. レバレッジ(倍率)を効かせて少額から投資できる
    レバレッジとは、てこの原理という意味で、投資用語として使う場合には、証拠金として投資元本を差し入れ、元本よりも大きな金額の取引を可能にする仕組みのことを指します。
    CFDでは、このレバレッジを効かせて取引をすることができ、投資対象の商品によって「5倍」「10倍」「20倍」の最大レバレッジが決まっています。例えばレバレッジが10倍であれば、1万円の出資で10万円の取引をすることができます。
  2. 豊富な投資対象(銘柄)から選ぶことができる
    CFDでは、投資対象のことを「銘柄」と呼びます。取引する銘柄により大きく分けて「株式CFD」と「商品CFD」があります。株式CFDでは、個別株式や株価指数、株価指数先物などが投資対象となり、商品CFDでは金や銀、原油などが対象となります。
    つまり、CFDはこのように豊富な銘柄の中から取引する対象を選ぶことができるという特徴があります。通常の株式投資やFXでは投資対象によって、専用口座を別に開設する必要がありますが、CFDの場合には口座を1つ開設するだけで全ての銘柄を取引できることもメリットの1つです。
  3. 界中の銘柄に投資できる
    CFDの銘柄数は数万以上あり、株価指数、商品、株式の3つのカテゴリに分かれています。銘柄数は、FX取引の場合、取引可能な通貨ペアは50種類程度ですが、CFD取引では日本225、米国S500、ナスダック100、SPX500、ユーロ50、金、銀、原油、コーン、大豆など様々な銘柄の取引が可能です。扱い銘柄は証券会社によって異なります。
  4. 柄によってはほぼ24時間取引ができる
    CFDでは、銘柄ごとに取引時間が決まっています。取引可能時間が短い銘柄もあれば、ほぼ24時間取引できるものもあります。株式投資の場合には、平日の9:00から15:00の間しか取引できず、日中仕事をしている会社員の方はリアルタイムでの取引は難しいです。しかし、CFDであれば、会社員の方でも取引がしやすいです。
  5. 引手数料が割安です
    手数料の安さは、CFDの特徴の1つです。証券会社によりますが、CFDの手数料は無料になっていることが多く、はじめての方が低額の投資を行うのも安心です。

CFD投資の魅力とは

CFD投資は本当に儲かるの?

CFDで扱える銘柄は、世界中の証券だけではなく、金、原油など多岐にわたっています。
特に株価と金の相場はシーソーのような関係にあり、連動しているといわれていますので、投資する銘柄を選び、リスクを考えてバランスよく投資することで安定した結果をだせるのではないでしょうか。
投資金額を抑えて低額で始められることから、初心者にもオススメの投資の1つといえます。
まずはCFDのアプリを使って、CFDの相場をウォッチしてみてはいかがでしょうか?

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参考ページ
・CFD取引のメリット・デメリットについて
 日本商品先物取引協会


・証券CFD取引の特長やリスクについて
 日本証券業協会 JSDA

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