プレスリリース概要
〜41.3%が別職種への転向に向けて実際に行動をしている実態が明らかに〜
調査概要
調査概要:ITエンジニアにおけるキャリアの多様化に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月2日〜同年6月4日
有効回答:現在ITエンジニアとして働いている方107名
発表日:2022年6月17日
社会インフラであるネットワークシステムの企画・設計・構築を行う、株式会社ブレイバンステクノロジーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田和則、https://www.bravance.co.jp/)は、現在ITエンジニアとして働いている方107名を対象に、ITエンジニアにおけるキャリアの多様化に関する実態調査を行いましたので、お知らせいたします。
ITエンジニアの約半数が、別職種への転向意向あり
「Q1.あなたは、現在の職種(Webエンジニアやサーバーエンジニアなど)から、別のITエンジニアの職種へと転向したい意向はありますか。」(n=107)と質問したところ、「非常にある」が16.9%、「ややある」が30.8%という回答となりました。
転向したい職種、「Webエンジニア(開発エンジニア)」が56.9%で最多
Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q2.どのようなITエンジニアへ転向したいと考えていますか。(複数回答)」(n=51)と質問したところ、「Webエンジニア(開発エンジニア)」が56.9%、「制御・組み込みエンジニア(開発エンジニア)」が29.4%、「サーバーエンジニア(インフラエンジニア)」が27.5%という回答となりました。
「AIエンジニア」や「クラウドエンジニア」への転向意向も
Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に転向したいITエンジニアの職種があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=51)と質問したところ、「AIエンジニア」や「クラウドエンジニア」など23の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・36歳:AIエンジニア。
・41歳:クラウドエンジニア。
・36歳:社内の情シス。
・31歳:プログラマー。
・38歳:ソフトウェアデザイン、アプリ開発関係にも興味があります。
・50歳:サービスエンジニア。
サーバーエンジニアに転向したい理由、「構築を中心とした業務を行いたい」や「サーバーの仕組みや実際の業務について学びたい」など
Q2で「サーバーエンジニア」と回答した方に、「Q4.サーバーエンジニアへの転向を行いたい理由を教えてください。その際、現在の職種も合わせて教えてください。(自由回答)」(n=14)と質問したところ、「構築を中心とした業務を行いたいため」や「サーバーの仕組みや実際の業務についてさらに学びたい」など10の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・46歳:現在はカスタマーサポートや保守業務が中心であるため、構築を中心とした業務を行いたいため。
・38歳:サーバーの仕組みや実際の業務についてさらに学びたいです。現在は個人向けのソフトウェア開発を主に行っています。
・36歳:仕事の範囲が増えるから。
・43歳:サーバを構築したり運用するのがすきなので。
ネットワークエンジニアに転向したい理由、「需要が高い」や「セキュリティ関連の業務の経験を生かしたい」など
Q2で「ネットワークエンジニア」と回答した方に、「Q5.ネットワークエンジニアへの転向を行いたい理由を教えてください。その際、現在の職種も合わせて教えてください。(自由回答)」(n=11)と質問したところ、「需要が高い」や「セキュリティ関連の業務の経験を生かしたい」など7の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・45歳:需要が高い。
・46歳:セキュリティ関連の業務の経験があり、その経験を生かしたいから。
・44歳:得意。
・49歳:具体的にはどうかとは言えないが、マンネリ化しない程度に行いたいのと、満足感や達成感を感じたい。
セキュリティエンジニアに転向したい理由、「セキュリティに興味がある」や「経験を生かしたい」など
Q2で「セキュリティエンジニア」と回答した方に、「Q6.セキュリティエンジニアへの転向を行いたい理由を教えてください。その際、現在の職種も合わせて教えてください。(自由回答)」(n=11)と質問したところ、「セキュリティに興味がある」や「経験を生かしたい」など6の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・42歳:セキュリティに興味がある。
・46歳:ネットワーク業務を担当した際にセキュリティ関連の業務も行っていたため、経験を生かしたい。
・48歳:将来性がある。
・41歳:需要が多そうだから。
ITエンジニアの41.3%が「別職種へ向けて実際に行動している」と回答
Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q8.あなたは、現在の職種(Webエンジニアやサーバーエンジニアなど)から別のITエンジニアの職種への転向に向けて、実際に行動していますか。」(n=51)と質問したところ、「はい」が41.3%、「いいえ」が51.0%という回答となりました。
具体的な転向へのアクション、「資格取得」や「転職サイトの閲覧」など
Q8で「いいえ」と回答した方に、「Q10.別のITエンジニアの職種への転向を行う上で、ハードルとなっているものを教えてください。(自由回答)」(n=26)と質問したところ、「転職の経験がなく、どのように進めたらよいのかわからない」や「自分に合う会社が見つからない」など16の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・38歳:転職の経験がなく、どのように進めたらよいのかわからないため。
・47歳:自分に合う会社が見つからない。
・36歳:スキルアップ。
・46歳:年齢、体力。
・51歳:タイミング。
・36歳:現在の職場をなかなかやめられない。
・50歳:経験の少なさです。
まとめ
今回は、現在ITエンジニアとして働いている方107名を対象に、ITエンジニアにおけるキャリアの多様化に関する実態調査を行いました。
まず、ITエンジニアの47.7%が別職種へ転向したい意向があることが判明しました。転向したいと思う職種は、「Webエンジニア(開発エンジニア)」が56.9%で最多、次いで「制御・組み込みエンジニア(開発エンジニア)」が29.4%、「サーバーエンジニア(インフラエンジニア)」が27.5%の結果になりました。他にも「AIエンジニア」や「クラウドエンジニア」へ転向したいという声も挙がりました。
次に、それぞれのエンジニアに対する魅力を伺いました。サーバーエンジニアを選ぶ理由は、「構築を中心とした業務を行いたいため」や「サーバーの仕組みや実際の業務についてさらに学びたい」、ネットワークエンジニアを選ぶ理由は、「需要が高い」や「セキュリティ関連の業務の経験を生かしたい」などが挙がりました。セキュリティエンジニアを選ぶ理由は、「セキュリティに興味がある」や「経験を生かしたい」、データベースエンジニアを選ぶ理由は、「データベース系の勉強をしているから」や「需要が高いから」などが挙がりました。
また、ITエンジニアの41.3%が「別職種へ向けて実際に行動している」と回答しました。具体的な転向へのアクションを伺うと、「資格取得」や「転職サイトの閲覧」「現在の業務内で当該業務にかかわる内容であれば担当し、その際に知識を得るようにしている」という結果になりました。一方で、具体的なアクションを起こしていないエンジニアへ、別のITエンジニア転向へのハードルを伺うと、「転職の経験がなく、進め方がわからない」や「自分に合う会社が見つからない」などが挙がりました。
今回の調査では、多様化が進む現代において、現役ITエンジニアにおいても別職種へ転向したいと考えていることが分かりました。別業種へ興味を持ったきっかけとして、今の仕事でその領域の仕事に関わる経験を持っていたり、需要の高まりを感じ始めたり、自身の仕事の幅を広げたいといった声が挙がりました。既に別のエンジニア職種に関する資格の習得を始めたり、転職サイトを見て情報を集めたりしているITエンジニアの方もいることから、ITエンジニアのキャリアも多様性が進んできているといえるでしょう。
ブレイバンステクノロジーズ社について
会社名 :株式会社ブレイバンステクノロジーズ
代表者 :代表取締役:山田和則
所在地 :〒104-0043 東京都中央区湊1-2-10 堀川ビル5F
設立 :2008年12月1日
事業内容:情報システム及び通信ネットワークの企画・設計・構築・運用・監視・保守業務
情報システム及び通信ネットワークのテクニカルサポート/コールセンター業務、
モバイルアプリ、Webシステムの企画、開発業務
ITエンジニアのキャリアデザイン・育成・紹介/事務業務のアウトソース
URL :http://www.bravance.co.jp/